13

 

 

3月も終盤にかかり。

すこしだけ座禅をして。

気持ちを静かに整える時間をとりました。

 

気がつけばこれが27歳でかく、最後の日記になります。

 

今週は、

とてもいい一週間を過ごしたように思います。

 

雨が続いて

体調は芳しくはなかったけれど

その雨もなんだか美しくて

 

続いていた、春のきらきらすぎる日差しから

少し、心をしっとりさせてくれるような空気感が流れて、

狼狽えそうになっていた心を、少し穏やかに取り戻すことができたような。

 

 

少し面白かった出来事は

たこさんの会社の同期の方が

とある新人賞を狙って、小説を書いていて

それを読ませてもらい、フィードバックをさせてもらったことでした。

ただ読むのが好きなだけの者なので

偉そうなことも、役に立つようなことも言えないし

お力にはなれないかなと思っていたけれど

それでも、汲み取ってくれる力の偉大さよ

一つの小説をとって、書いた側と読んだ側という立場で色々お話できた時間がとても楽しかったのです。

 

 

家族と死について(急

色々と考えさせられる日々を送っていて、

この小説を書いた彼もそれを近くに味わっている人で

 

でもそんなことを感じさせないような

とても強い人で

 

ということかもしれないし

そんなことを感じさせないくらい、

今、新人賞を目指して熱く夢中になっているといえるのかもしれないし

いずれにしても、

その彼の強さ、優しさ、心の広さ

みたいなものを、画面を通してであれ感じられてことは

自分の心に取ってもなんだかとても

ためになり、栄養になり、とてもいい時間となったのでした。

 

 

土日は大好きな大学の友人それぞれとニ夜連続で会っていました。

 

先週かなこにばったり会うのを含めたら

大学卒業してからギュッと仲良くなった4人全ての友人に

凝縮して会うことができた1週間でした。

 

一緒に過ごしていたわけではなかったけど

じっくり話す時間を重ねて仲良くなった、それぞれの素敵な人たち。

 

ミュージカル俳優に

院卒業を経て出版社で働きつつ学生をしている彼女に

法律事務所の傍ら、スタートアップでバリバリ働くあの子

いつでも優しく話を聞いてくれて、その陰でしっかりと仕事をこなすあの子。

 

みんな本当に、かっこいいし

それぞれが、それぞれで、とにかく面白い。

 

土曜日は、ミュージカル俳優をしている彼女のショーケースを楽しみました。

彼女の歌は

いつ聞いてもなんだ聞いても鳥肌が立つし、

すごくポジティブな気持ちになれるのです。

 

自然に自分が笑顔になっていてびっくりするし、

気がついたら、体が揺れています。

 

いつも彼女の歌声に触れるたび、

あぁ、自分もまた音楽で表現をしたいと100%思わされます。

(一度も実行していない。。。。)

 

 

それはもう、わかっちゃいることなんだけど

年々、さらに彼女に惹かれていく理由がまた、別であるのです。

 

コロナ禍の「おうち時間」を機にぎゅっと距離が縮まった彼女。

 

それまでは彼女の

明るくて、素敵な音楽を届ける、

バイタリティ溢れて、勉学も仕事も歌も完璧にこなし、

とにかくハードスケジュール!!

 

そんなところにとてつもない敬意を持っていたけれど

 

時間が経って

しれば知るほど、

 

当然、そうじゃない面もあるんだってことを知っていきました。

私が一部の側面だけを見ていたのもあるし、

彼女自身も確か、以前ほど予定を入れすぎないようになった、というようなことも言っていました。

 

「緩める」ことを意識した時期もあったんじゃないかな・・・

 

彼女がそうやって、

自分のことをよく知ろうと努める姿がまた美しくて、素敵で。

 

「心地の良さ」を作り出そうとしていることにまた、

ものすごく共感ができて。

 

そして今回、さらに彼女の新しい一面を知れたのは、

自分で作ったzineを購入させてもらって、そこから溢れる言葉たちに出会ったから。

 

 

いらだったり、

落ち込んだり、

大学生の頃だったら知らなかった面を

素直に吐き出しているその紙面。

 

うまく言葉で言えないけれど

なんだかとっても嬉しかったのです。

 

完璧だと思っていた彼女にも、いろんな面がある、

それを知れることって、

私自身の心をゆるませてもくれるし

きっと彼女の心のためにもなっている、

うまく言えないけど、とにかくそれが嬉しくて。

 

 

色々感じて考えるここ数ヶ月だけど

人の心のうちを見れることってなかなかないから、

人は人なんだなと、安心感を与えてもらえる、そんな経験になったzineでした。

 

彼女のパフォーマンスもzineも、

どちらも最高!!!

いつもほんとうにパワーをもらいまくっています。ありがとう。

 

 

 

 

改めて、こんな素敵な友人に一気に出会えた大学が最高だったな、と

つくづく思うばかりです。

 

 

3月の最後の火曜夜、

一人で過ごし時間もあるので坐ってみました。

 

いろんなことを振り返りました。

 

文字通り、走馬灯のように。

 

今書いたような、大学の友達に出会えたこともそう、

中高の親友に出会えたことも、

大切な姪っ子のような唯一無二の存在も。

 

全ての人との出会いに意味がありすぎて、

そして愛も溢れすぎて

 

(るっちょとアフターヌーンティにはなみ、最高。自分が心開けて話せてとても良かったありがとう。くだらないことも何時間も話せるっていいね)

(すずなとラデュレ。すっかりお姉さんになっているけど、私にとってはいつまでも愛しのベイビーで、愛をたくさん教えてくれた存在。)

 

 

そして座禅したことで

初めてお寺で座禅した日の朝も思い返し

 

あそこからの約半年間、

気づくことが本当に多かったと

そんなことにも思いを馳せていました。

 

静かな心を味わったあの京都旅。

 

ここにきて、あの意味を感じられています。

 

 

ああ全てに感謝、

全てがありがたくてたまらないのです。

 

 

あいにあふれる人生、ありがとうでいっぱいですね