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2023年うしろから2番目の火曜日。

 

体調もみるみる良くなっていって、冬至までのあと一踏ん張り・・・と

体も心もなんとか頑張ってくれている。

 

土曜日は、とても思い出深い日になった。

大学の頃の友人とご飯に行った。

 

大学の頃の友人なんて書いてしまったけど、

それは肩書きで、

それ以上の大切な友人だ。

 

いろんな感情を抱いた。

 

ただただ懐かしくて

楽しくて

これが明日も来るのが当たり前だったあの頃が恋しくて仕方なくて

その頃の自分が羨ましくてたまらなかった。

とにかく楽しかったのだ。

 

苦しくてたまらない時期もあったはずだ。

 

でも、

お互いをお互いで縛り付ける制約がなくなると

こんなにも純粋に「楽しい」という感情を味わえるんだと

あの頃の私に伝えたい。

 

とにかく、楽しかったのだ。

 

だから、馬鹿みたいなことを考えたりもした。

こんなに楽しいなら、過去を取り戻すことだってできるんじゃないのって、

ほんの2秒くらい。

 

でも3秒後に理性が戻ってくると、

それができないことをわかっていたから、

私たちはああいう選択を取ったのだ。

 

うん、それを一つずつ開いて想い出してゆくと

やっぱり苦い想い出だ。冷静になる。

 

 

たとえば

私が子どもを産んで育てることに興味がなかったら

時間の制約がなかったから、一緒の生活を取り戻せるのをまったりしたのかな。

 

でもわたしは、結婚をして、子どもを産んで、育てて、自分の場所を持って、

自分のつくりたい空間をつくりたかった。

だから、

待つことやリスクを冒すことを選べなかった、選ばなかった。

 

こうやってほんの2秒くらいの後悔に駆られるたびに、

彼とのさよならを、意味のないものにしたくないんだ、と思った。

意味あるものにしたい、というのも変だけれど、

 

彼と離れて拓いていった未来だったからこそ

ここまでの道のりがあって、今がある。愛と家庭がある。

 

 

美しき楽しき大学時代に心から感謝をした。

 

中高までは集団生活の楽しみ方がわからなくていつも浮いているような気がしていた。

大学に入ると、

輪に馴染む必要性なんてないことに気がついて

それくらいばらばらでとんでもない人間たちと過ごす毎日が

とてつもなく楽しくて、貴重で、ありがたかった。

あの時間があったからこそ、自分の道を堂々と歩んでいけるようになったのだと思う。

そんな仲間に出会えたあの頃。

またこれからも、みんなで時々会いたい、

あの日常に戻れたら、とも思ってしまうけれど、

それはきっとまた、違うんだろうなってこともわかっている。

 

ありがとうで埋め尽くされている心。

とにかく、ありがとう

楽しい時間と

あまりにもきらめき過ぎていた青春の時間に。

 

 

 

 

日曜日は、間借りする予定のカフェに足を運んだ。

素敵なご縁、素敵なお姉様たちがお話をしてくださり、お店の中もじっくり見せてくれた。

そのおかげで月曜日にスイッチが入り

助っ人を依頼したり、具体的な案がどんどん湧いていった。

 

今日、この火曜日は一粒万倍日で大安の日。

最近こういうのを特に気にするようになっているなあ

この日に情報リリースをどうにかしたくて、

そこに照準を当てていたおかげで、作業も無事に進んで

どんどんイメージも湧き始めている。

 

肝心なのは、どれくらいの人たちが実際に足を運んでくれるかどうかだけど・・・

 

 

 

月曜日、お休みの日その1は

洗濯を3回回して、図書館に行って、お散歩して、お昼を外で食べて

ここまではのーんびりの休日でとても良かった。

こんな休日をいつも過ごせたらいいなあ〜という感じの理想の休日。

午後は、また新たな問題のために初めての大きな病院へ。

受付の方のはきはきっぷりがとても好感をもてた。

大規模で、お年寄りの方も多くて大変だろうけど

軽快に、無駄なく、わかりやすく仕事を進めている姿は

学びたいものがたくさんあった。(サービス業の職業病)

 

婦人科の受付も優しい。

 

ただここからが問題だった。

1時間ほど、一切呼ばれない・・・・。

わかってはいたけど、1時間長い。

待ち時間が実はとても辛かった。

椅子についてしょっぱな、

初めての病院ということ、蛍光灯の灯り、これからの検査や病状の不安。。

久しぶりのパニックアタックを起こしそうになった。

横になりたかった。

軽いものだったから、どうにか抑えて普通でいられたけれど

次回、今回のことが引き金になったりしないか少し不安にもなる。

 

ようやく1時間30分ほど経って呼ばれた。

先生はとても物腰柔らかく、親切な方。

とても好印象だった。

穏やかに話す先生。

辛い数ヶ月にも寄り添ってくれる先生。

 

高度医療、総合病院、ここ数ヶ月、そういうものを身近にするけれど

やっぱり人柄も含めて、技術やらなんやらレベルが高いんだなと感心する。

 

昔は病院が嫌いだったけれど(病院の先生が。)

ここ最近お世話になっている先生は皆さん温かくて、尊敬できて、

素晴らしい先生ばかり。

 

やっとのことで診察が終わり、病院を出ると

晴れていたはずの空がすっかり影って

夕方の色になっていた。

 

少し悲しかった。

 

天気も良くて、のんびり気持ちのいい午前中だったから。

 

午後の時間の使い方は果たしてこれで良かったのか、と。

少し寂しく感じたりした。

 

 

 

翌日火曜は

思いっきり買い物するぞと決めていた日。

主人の誕生日プレゼント、クリスマスプレゼント、

自分自身への靴のプレゼント。

 

靴を買うってやっぱり特別。

ぼろぼろだったものを卒業して

新しい方向に進んでいく、まさにそれを体現してくれそうなもの。

今年頑張って良かった、な臨時収入で心ゆくまでショッピングを楽しんだ。

 

その後はことみ先生の整体を受けた。

整う整う。

特に彼女とはお話しそのものが楽しくて心地が良い。

 

ここに通い始めた当初、担当さんが違くて

聞こえてくるお声が超ハイテンションで

わたしは少し泡なさそうかな、なんて思っていたけれど、

実は実は、わたしの中ではとっても気が合うというか

心地よく話せて、楽しいが爆発する、とまらなくなる!!!!!

今年出会えて本当に良かったと思える先生のうちの一人。

 

そしてそして休日締めくくりは映画 what's love got to do with it

久しぶりの映画館。

映画全体としてはあまりいい評価ができないのが個人的感想だけど

心に刺さる言葉やシーンはいくつもあった。

子ども、家族、が増えていくということ、そんなことも頭の中で考えていた。

 

病院で採血も夕方に終えて

病院納め。

 

感無量。

 

 

本当に今年は頑張った。

 

いつもの看護師さんにも少しお顔を合わせられて

 

彼女なしでは2回目の流産告知の後のメンタルを保てなかった。

たくさん守って、優しくしてくれた方、

会うといつも泣きそうな気持ちになる、大好きな方、

 

 

いろんな気持ちが前向きになっていて

 

いつか赤ちゃんがお腹の中で順調に育ってくれたら

ここの方達はみんな喜んでくれそうだなと考えたり

 

わたし自身も、赤ちゃんがいる未来をまた考え直すことができるようになったり

 

陽に少しずつ向かっている。

 

 

 

今は辛くても、後すこーしの辛抱。

 

もうすぐ良くなる気がしていて、嬉しいよ。生きていきたいと思えるところまできたよ。

 

 

 

明日からの5日間は

もしかしたら人生最後誰かのために5連勤をする日。

 

本当に 一踏ん張り。一踏ん張り。

 

頑張ろう