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今日は初診にいった。

 

ここまで、(この先が長いのを分かった上で言うけれど)ながかった。

 

高めの微熱が続き、

今回ばかりは・・・と言う気持ちも募り、仕事を休んだり

あれれ思っているより体調がいいじゃ無いのと不思議な感覚に陥ったり

すでに「あ、電車って誰も譲ってくれないのね」とわざとらしく視線を逸らし寝たふりをする人をこの時点で何人も見届けてきてこれからの通勤時間に何も期待できないことを悟ったり。

 

1週間だけでもいろんなことを知って、いろんなことをかんがえた。

 

一番頭が真っ白になったのは

日曜日のお昼間、この日も熱が高めで仕事に行けず、という日、

何も考えずにお手洗いに入ったら、少量の出血。

 

そのことをすっかり忘れていたから

血の気が引くような気分になって

涙が出ないくらい、落胆とパニックとに陥った。

また、ここまでだったか、、、、と。悲しい気持ちに。

 

でもその後は1滴も出血が続かなくて、一安心。。。

 

あのどん底の気持ちを味わった3時間くらいは、本当にきついものがあった。

 

 

 

そしてついに、今日が診察の日だった。

 

前回のこともあったからトラウマが蘇るのが辛くて怖くて

でも前日に受けた整体のおかげで深く呼吸をすることの大切さを意識できていて

不思議と直前の緊張はあまりなかった。

 

事情をわかってくれている看護師さんや

もしかしたらお顔を覚えてくれている受付の方たちの優しい笑顔、対応・・・。

 

そして先生の冷静さと大きく構えてくれているあの感じ。。全てに救われた。

 

そして超音波で、小さな袋を見つけることができた・・・。

 

まだ手放しに喜べない複雑な気持ちではいるけれど

この間より一歩前進だね、の先生の言葉にぐっと来るものがあった。

 

 

現金忘れて一回おろしに行くなんてあほらしいことして

次回の診察の予約を入れて

やっと全てが終わり、病院の扉を開けた瞬間、

想像以上の涙が一気に出た。

 

安堵、ただこれに尽きるのだと思う。

 

冷静を装っていただけだった。

 

不安で怖くて怖くて怖くて

失うというあの恐怖にまた襲われるかもしれない、

そのリスクを抱えながら過ごしてきたこの1週間だった。

 

 

もちろんまだ先のことは何もわからない。

でも、信じていたい。

それに不安や恐怖に感じるこの気持ちは、大切に守りたいからこそ生まれる感情なのだと

当たり前だけどとても大事なことを、脳内で言語化できたことが

自分にとって一つの大きな一歩となった。

 

 

涙を落ち着かせて彼に電話をした。

 

明るい声で

優しい声で

喜んでくれた

 

何にかわからないけれど、ありがとうと言ってくれた。

 

私もありがとうと言って

もう一度彼もありがとうと言ってくれた。

 

 

本当にここから。

 

1秒1秒、変な不安に駆られることもある。

 

 

でも、信じる気持ちを強く持っていきたいな。

 

楽しみに思う気持ちもね、

 

予防線を張っていないで

恐れすぎないで

明るい未来を期待していたい、少しずつそれができるように努めていこうと思う。

 

 

明日からも、仕事はローペースで。

 

でも本をたくさん読んだり

考え事したり

これからの計画練ったり

縫い物始めたり(始めたいだけ)

やりたいことがたくさんだ。

 

 

きらきらした気持ちで楽しく過ごしていきたい!!!!

 

 

あかちゃん、はじめまして、よろしくね!

どうか私の体の中で安心して過ごしてね。大好きだよ、守っていくよ。