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今年は大切に思う週が多い。

 

今週もまた、この1年の中でとっても大事な週になった。

 

まずは先週心に決めたことを職場に伝えたこと。

何をどうするか、まだヴィジョンはぼわぼわだけれど

2024年からは、フルタイムをやめて自分自身で予定を組み立てていくことを決意できた。

勇気が必要な週の初めだったけれど、きちんと伝えて、聞いていただけて、よかった。

 

久しぶりの3連勤をして、正直体はへとへとだった。

週末が濃密な時間だったので、あまり覚えていないけれど、

仕事は力を入れすぎず、でもやっぱりティールームの仕事は楽しいなんて考えながら

過ごせていたと思う。

 

 

土曜日から火曜日は関西で過ごした。

土曜日はそんなに早く起きる必要はなかったけれど

目も覚めてしまったから、

そのまま彼らのYoutubeを観たり、掃除機をかけたりいい朝を過ごせた。

ゆっくり目のスタートができてよかった、そんな朝。

 

ところがところが。ローカル線は遅延するわ、

新幹線に乗るために到着した品川駅は爆混みしているわ

なかなか体力を奪われる移動だった。

結局新幹線は数本見送り、グリーン車でゆったりと。いつもほど

携帯ばかりを見ているような時間にはせず

あまり疲れはたまらなかったかしら。

それよりも久しぶりに長距離移動ができる喜びがまさっていた。

 

その日は宿について、近くのペットショップを見て楽しんだ。

彼は少し実家に行って用事を済ませて

その後はららぽーとに行った。

やっぱりSCが好きだなって気持ちに気がついて(まさか今思うとは!!)

その思いの丈を彼に話した時に結構驚いていて

私のそういう一面も知ってもらえたかな、と嬉しい気持ちになった。

 

もう一つ幸せだったのは、GAPのベイビー服を見たこと。

今回は叶わなかったけど、あああって子どもの服を一緒に選ぶ時間、

そう遠くない未来に叶えられるといいな、と思った。

夕ご飯食べたり、31のアイスクリーム食べたり、

普段はしない、SCでの時間。

家族の団欒を外でしているあの感覚、いつまでも、これからはより、大切にしていきたい。

 

 

翌日は緊張の一日。

朝は早くなかったけれど

身支度を整えたり香典袋の用意で大失敗したり

ひとりでわたわたとしていた。

 

電車もあまり慣れないしちょっと酔うし

彼の家族に会うことも、初めての親族に会うことも

緊張してお腹が痛くなるし。

ヒールもイヤリングも辛いし。。。

逃げたいと思う瞬間もあった。

 

でも、初めて会う彼の親族は聞いていたよりもはるかに素敵な方ばかりで

彼のご家族も、久しぶりだったけれど

穏やかに温かく迎えてくれて、

頭の中で嫌な想定ばかりしていた自分が馬鹿みたい、

むしろあえて安心感を得られるくらい、自分でも不思議な感情だった。

 

心配は杞憂で、いつの間に法要が始まった。

お経を読んでいる間、自分の中の気づきなのか、おじいちゃまから託された言葉なのか

わからなかったけど

急に言葉を降りてきた。

 

「自分の体を大切にしなさい」

「でもそれよりもっと親を大事にしなさい」と。

 

この一年、本当にいろんな思いを味わい、

妙な距離をとってしまっっていた彼の家族。

でも、このままじゃ嫌で、きちんと向き合いたいな、とその前の夜からずっと思っていたし

この時により、そう思った。

自分にとって、本当に大切な存在なのだと。

今更すぎるかもしれないけど、今になってやっと気がつくことができた。

 

今回の法要で泣くつもりなんて一切なかったのに、

お坊さんからのお話の時、涙が止められなくなってしまった。

小さい子が一人だけいて、お経の時、もちろんじっとしているのは難しいよね。

そのことをフォローしてくれているお話の時に

子孫が元気で、騒がしいくらいでいてくれる方がよっぽど喜ぶよみたいなお話をされたときに

あぁここに12週の双子ちゃんたちもいたのかもしれないなと思うと

やっぱり悔しくて悔しくて悲しくて悲しくてたまらなくなった。

親族の方からしたら、なんで一番遠い血縁のあなたが一人ぼろぼろ泣いているんでしょう?

っていう感じよね。。。

 

でも、あれはあれで、

私の素直な気持ちだから。私はそれを受け入れて進んでいくしかないんだ。

 

 

その後は家族だけで移動して、義兄と主人と3人で中之島を歩いて

再合流してみんなで夕ご飯。

なんだか、緊張もせず、なんだか、過ごしやすかった・・・。

 

その後は二人になれてホッとして、またこの日もお宿でバレーボール。

熱いお風呂に浸かって疲れも取れた。

 

 

翌日は、彼の実家へ。

お掃除したり、竣工式の用意をしたり。

お祓いに参加させていただいたのはとてもいい時間だった。

御供物としていただいていた鯛をすぐ捌いてくれた主人。

それを浸かってお吸い物を作って、ほっとして喜んでくれたお母さん。

二人の時間を何気なく作ってくれて労りの言葉をくれたお姉さん。

不器用ながらも優しさを言葉にしてくれるお父さん。

血のつながりは全くないけど、その分心強いお兄さん。

 

みんなの存在がありがたくたまらなかった日。

 

色々あるよ、色々ね。

簡単じゃないし、たのしーーーい大好き〜〜〜〜とは違う。

でもやっぱり、家族として、みなさんをすごく大切に思う。

思うだけでなく、行動としてその思いをしていかないといけないなとも思う。

 

会うまえは自分が怖気付いていたけれど(嫌な言い方)

本当に行けてよかった。

きちんとコミュニケーションとって

肩をさすって、握手して、背中をさすってもらって。

 

この機会が持てたこと、作っていただけたこと、全てにありがたい気持ちでいっぱいだ。

 

 

 

 

と、とてもいい時間を過ごしたけれど、どうしても気疲れは避けられないものだった。

 

とここからは自分へのご褒美、ここ最近の全てのことに対してね。

ここまできたら、あの地へ向かう、その一択だった。

 

まずは西陣へ。大好きなティールームへ。

京都のお兄さんとお姉さんができた。

スコーンの話をライトに始めたところから

いつかしたいお店の話の深いところまで。

共感できることも多すぎるし教えてもらうこともまたたくさん。

心強い存在に人生で出会えたことに大感謝だ、

 

2023年は友達ができなかった?なんて思っていたけれど、

こんなに素敵な方と、自分の力で巡り合って仲良くなれてるじゃん!!って気がつけて

その事実自体がもう、嬉しくてたまらなかったし、

それをめずらしく自分自身で自分のことを褒めてみた。

あの満たされた気持ちで歩いた夜の上七軒。気温も暗さも季節も、何もかもが最高の気持ちだった。

 

心の満たされ具合と裏腹に、疲れはピークへ。

銭湯に行って自分的京都時間を過ごすつもりも断念。

ホテルの部屋でただただくつろいだ。

 

次の日も無理するプランはやめて、いくスポットを絞った。

 

いくのはこれだけ

禅林寺

岡崎神社

恵文社

デルタ

 

そしてゆっくり起きる!

 

と思ったもののそれはなかなか難しく、6時に起床。

ゆっくり過ごしたけれどもやはり早すぎて

作戦変更し先に岡崎神社へ。

 

朝の静かな境内。ただ太陽が入り込む。

 

赤ちゃんを授けてくれたお礼に伺った。

授けてくれたご利益は確かにあったのだと思う。

そして、何よりも気づかせてくれること、学ばせてくれることがたくさんあった。

3人の魂への感謝を強く強く抱いた。

 

参拝の時に涙が出たのは久しぶりだった。去年の貴船ぶりだ。

 

絵馬を書いていこうかと思ったけど社務所もまだ開いていない時間だったので今回は断念、。

そういうことを受け入れる自分になっていた。

 

そして初めての禅林寺

とてもとてもよかった。

自分が何が好きか、どういうことで心が落ち着くか、そしてなぜ京都が好きか、

五感を浸かって再確認することができた。

みかえり菩薩(?名前違うな・・・)のスタンスがすごく好きだった。

東山には絶対行くぞ、、の毎度の京都訪問だけど、いつもと違うところに足を踏み入れたのがとてもいい経験になった。

 

恵文社のオープンまで微妙な空き時間があり、近くのカフェへ。

ふらっと入った小さなカフェ。

陽をあびながらビーガンケーキをいただく、大正解なチョイスだった。

 

 

 

朝から腹痛に襲われていて

あ、生理・・・。

いつぶりの生理かしら。

やっと帰ってきたね、の感覚。(そしてやっぱり痛い)

いろんな気持ち。嬉しい、悔しい、やっと整えられる、などなど

 

一乗寺について、ドラッグストアでちょうど時間を潰し11時に。

腹痛に襲われながらも3冊選んで帰路へ。

 

あデルタに行ったね。

大きな鞄を持ちながらの飛石は普通に怖かった。

 

鴨川にさよならを告げてバスへ。

 

最後の鴨川を見ながら思ったのは、

この一年で何も進んでいない??いやいや、ぐるりと巡って一つ成長したよ!!!という感覚。

ちょうど去年の今頃、結婚式を終えて「人生で一番静かな時」という自覚を持ちながら京都を旅した。気持ちのいい旅だった。

で、それは意味としては、これから妊娠、子育てをしていくから一人で自由が効いて静かに過ごせるのは今が最後、ということ。

 

あれ、今も同じじゃない。

 

上っ面だけ見ればね。

残念ながら何も変わっていない。

 

でもこの一年で

2回妊娠した。

主人と、自分の家族と、主人の家族と、全てをひっくるめて

私の大切な家族とたくさん大切な時間を過ごした。

仕事も頑張ったし、休むこともできるようになった。

家も変わって、落ち着く場所になった。

新たな土地に越して、ここでの将来をどんどん思い描いてイメージを膨らませている。

 

書ききれないけど

自分のマインドセットも含めて

色ーーんな変化があった。

 

だから決して静かな一年じゃなかったし、

それは絶対いい意味で、いい方向に進んで、成長もできている、と思う。

 

し、逆に言えば

形や見た目は変わっていなくとも

変化や成長、内なるものの動は常に起きているんだ。

 

ここの真理に至れたこと、ここから先の人生の糧になると思う。

 

 

本当にいい休日だった。

 

意味のある、愛のある。

 

今自分を囲む全てのものがありがたいものばかり。

 

ありがとう。ありがとう。

 

明日からも一つ一つを大切に。

 

全てのことがこの先につながっていく。